道家さんが電気学術女性活動奨励賞,船渡さんが専攻長賞を受賞。

道家さんの受賞理由となった卒業論文題目は「プラズマ合体と電流増倍を用いた太陽フレアのトリガ機構に関する実験的研究」。プラズマ磁気閉じ込め実験を宇宙天気予報分野に応用し,太陽コロナが自らのフープ力によってループが広がり,一部が独立の磁気島にちぎれてフレアに発展する限界を実験的に明らかにする成果をあげました。船渡さんの受賞理由となった修士論文題目は「非等方リコネクション加熱のための 2 次元イオンドップラー分光システムの開発」。プラズマのポロイダル方向のライン光を多数のファイバーで計測して,波長毎に2次元発光分布を再校正することにより,ポロイダル方向イオン温度の2次元分布計測を構築する成果をあげました。