郭学瀚さんが新領域創成科学研究科研究科長賞を受賞。

題目は,「Elucidation of Energy Conversion Mechanism for Electrons in Magnetic Reconnection with a Guide-Field」(ガイド磁場リコネクションにおける電子へのエネルギー変換機構の解明)で,トカマクプラズマのように強いガイド磁場を有するプラズマ中の磁力線のつなぎかわり現象において,磁場エネルギーが電子の加速・加熱に結びつくプロセスを,粒子シミュレーションとUTST(東京大学),MRX(プリンストン大学)の2つの実験を用いて明らかにしました。特にX点からのびるセパラトリクス付近の強い静電界によって電子がエネルギーを得ることを見出した点はPhysics of Plasma誌のEditor’s Pickにも選定されています。