FEC2023国際会議の日本代表論文として4件の発表を行いました

2023年10月16日〜23日に2年に1回の人工太陽=核融合研究をまとめる国際会議:Fusion Energy Conference 2023が,英国ロンドンのエリザベスII国際会議場で行われました。小野・井・田辺研究室では4件の論文が日本代表論文として採択され,4件の発表を小野,井,田辺,Ahmadiが行いました。小野の発表は,トカマクプラズマ合体の高出力加熱により核融合点火が可能になる比例則を実験的,理論的に明らかにしたものです。我々と協力関係にあるToakamk Energyの発表を含め,核融合ベンチャー企業による核融合エネルギー開発の躍進が目立った会議でした。会議の最後には,議長が,核融合研究は,Experiment段階からDemonstration段階に移行したと宣言して会議をまとえました。写真は,会議風景と,会議場の前のビッグベンになります。

FEC2023会議風景
FEC2023会議風景
国際会議場前の風景(ビッグベン,ウェストミンスター寺院が見える)