ICPP国際会議,ST国際会議においてトカマク合体加熱による核融合点火について講演
ICPP国際会議(ベルギー・ゲント),球状トカマク国際会議(英国・オクスフォード)には研究室から5名が参加し,2つの招待講演(小野)において,核融合プラズマ磁気閉じこめに用いるトカマクプラズマを2個生成して適切な条件で合体させれば,イオン温度で1億度を越える超高温が簡便に得られ,核融合点火が可能であり,加熱パワーも制御できることを解説しました。合体に伴う磁力線のつなぎ替え(磁気リコネクション)による大出力加熱メカニズムについても招待講演(田辺)を行い,合体・磁気リコネクションにともなう高エネルギー電子発生(竹田),合体を含めた動的な磁気面再構成を可能にする新しい手法:MHD-Fit(Ahmadi)について講演を行いました。写真はオクスフォードの球状トカマク国際会議における集合写真です。